MBAについて

 MBAは、米国において企業経営を科学的アプローチによって捉え、経営の近代化を進めるとの考え方のもとに、19世紀末に登場した高等教育コースです。
MBAは、19世紀に登場していたとは愕きですね。
米国では、コロンビア、シカゴ、スタンフォード、ノースウェスタン(ケロッグ)、ハーバード、ペンシルバニア(ウォートン)、マサチューセッツ工科大(スローン)の7校が、有名であるとされています。欧州では、INSEAD、ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)、IMDの3校が有名です。
20世紀に入ると、1920年代にハーバード・ビジネス・スクールが状況分析と経営判断の能力を訓練するケースメソッドという教育アプローチを開発し、多くのビジネススクールに採用されるようになりました。
MBA取得者の欠点として、目先の利益にこだわって問題の根本的な解決を先延ばしして、その場しのぎの方法を用いて短期的には企業の黒字化に成功するものの、後になって取り返しのつかない結果に陥れてしまう傾向があると指摘する声もあり、その場合、ビッグスリー(アメリカ3大自動車メーカー)の経営危機を事例とする場合が多いようです。
1970年代後半にはMBAは米国でビジネス界の「エリート」の学位として知られるようになり、企業の経営幹部へのパスポートとして定着しました。現在でも、特にトップスクールのMBAホルダーは、能力のみならずその同窓の人脈の広さなどから、高額の初任給で大企業の幹部候補として採用される例も多いようです。
MBAはもともと、研究者ではなく企業経営の実務家を養成することを狙いとしていたため、早くから実務家の利便性を考えたコース開発が行われてきました。1940年にはシカゴ・ビジネス・スクールが初の現役エグゼクティブ(企業幹部)向けのMBA(EMBA)を設置したのを皮切りに、多くのMBAスクールがEMBAコースを併設しています。 また同じMBAと言っても、通常の2年修了のコース以外に、1年の短期コース、夜間や週末に行われるパートタイムコース、通信コースなどさまざまな形態のプログラムが存在します。いずれも、実務家がキャリアを中断することなく学べるように配慮されたものです。
米国では、1980年代末を転機としてエリート学生の大企業志向が終わり、独立起業に価値を見出す価値観が強まりました。これに伴い、MBAも起業家養成の意味合いを強めており、バブソン・カレッジ・MBAに代表されるような起業家育成に特化したMBAプログラムも登場しました。 最近では、中国をはじめとするアジアからの留学希望者の急増により、トップ校の日本人に対する入学基準は非常に厳しくなっています。MBAプログラムの入学選考では、英語能力を測るTOEFL、GMATの高得点はもちろん、会話能力を見るための面接を基本として、実務経験の濃さや将来のビジョンを盛り込んだ論文の内容が特に重視される傾向にあるようです。米国では現在、500を越す大学・教育機関がMBAコースを設置していますが、その一方で教育の実態がなく学位だけを発行しているディプロマミルが存在します。
なお、近年では技術版MBAと呼ばれる、製造業や技術系ベンチャー企業などに関する経営を学ぶMOT(技術経営)にも注目が集まっており、日本でも技術経営大学院を設置する大学も増えているようです。以上WIKIより一部抜粋

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